合気道かながわの錬成交流稽古会が、3年ぶりに2022年10月11日に横浜武道館で開催されることが決定しました。
このイベントは、 国際合気道研究会主催の非公式行事となっており、神奈川県内にある複数の道場に通う稽古生が互いに交流し、共に稽古をする素晴らしい機会を提供しています。稽古会は18:00から20:00までの2時間、数人の指導者が順次指導し、普段とは違う指導者の稽古を体験することができるようになっています。神奈川県内の合気道道場であれば、どの道場の生徒や先生でも参加可能です。
横浜合気道場も本イベントへの招待を受け、当道場の大人クラスからは5人の参加者が暖かい月曜日の夕方、横浜武道館に向かいました。合気道を始めてから初めて講習会に参加するという方もおられました。
横浜武道館
武田大雄先生に入口で出迎えていただき、更衣室に入ると、東京リバーサイド合気道会の岡和田宇司先生や千代田区合気会の鮎合健一郎先生などをお見かけし、東京からも多くの友人たちが参加していました。
マットの上に立つと、各道場長との簡単なミーティングが行われ、その夜の指導スケジュールを決定しました。岡和田宇司先生がウォームアップと最初のセッションを担当し、次に当道場長のエラールギヨーム先生、そして武田 大雄先生と続きます。
道場長一行
岡和田先生の片手取り入身転換から始まり、呼吸投げ、入身投げと続き、上半身をリラックスさせながら足で自由に動き、様々な角度や姿勢を体験することができました。
ミハイ先生を受けとして指導する岡和田先生
小休憩の後はギヨーム先生が引き継ぎ、合気道ではすべての動作が垂直軸を中心に行われること、そして技の間、様々な力のベクトルが上か下かに適用される重要性を説明されました。
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異なる道場、異なるレベルの稽古生が一緒に合気道を楽しんでいる様子
大雄先生からは、攻撃に対する体の接線方向の動きと、自分の力をそれほど使わずに力の方向を変えるための開き直りにも重点を置き、先に紹介したいくつかの概念を踏襲しました。
横浜合気道場グループ(左からデレクさん、渥美さん、ギヨーム先生、ミハイ先生、正木さん)
コロナ禍がまだ完全に収束していないため、会の後に行われる恒例の交流会は実施されませんでしたが、参加者全員が歓談して親交を深めました。
道場として、大人の部がこのようなイベントに参加するのは初めてでしたが、皆とても楽しんでいただけました。武道館を後にした私たちは、疲労を感じながらも幸福感で満たされ、今夜経験した内容を振り返り、どのように自分の練習に取り入れられるかについて考えました。
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