今年の鏡開きは、2024年1月14日(日)に新宿の合気道本部道場で開催されました。これは、新型コロナウイルス感染症のパンデミックが始まって以来、初めて完全に公開されたイベントでした。
鏡開きは、本部道場会員と他の合気会関係者が新年に初めて一堂に会する機会です。 この日は、その年の五段以上への昇段が正式に発表される日でもあり、開催前から行列ができるなど、常に盛り上がりを見せています。そしてこの度、 私たちの道場長であるエラールギヨーム先生が道主によって六段に昇段したことを発表できることを大変うれしく思います。
イベント前のギヨーム先生と私
ギヨーム先生と私は毎年のようにこのイベントに出席し(私たちは新型コロナウイルスのパンデミック中のライブ配信を担当していました)、人々が道場に足を踏み入れる中、日本や海外からの多くの友人や先生たちに挨拶することができました。 最も注目すべきは、それぞれ七段と五段への昇段を控えた夫のクリストファー・マリガンとその親友の鈴木大作に同行して来た岡本洋子先生とお話しをすることができたことです。
公式イベントは、合気道の創始者の孫である植芝守央道主の新年の辞で始まりました。 道主は1月1日に発生した能登地震の犠牲者に敬意を表しました。 それから彼は、新型コロナウイルス感染症が始まって以来初めて私たち皆一同一緒にいることができたことを喜び、合気道がより良い社会にどのように貢献できるかについての考えを共有しました。
道主のスピーチ
続いて、道主と本部道場長植芝充央氏による奉納演武が披露されました。 いつものように、非常に小さなスペースにもかかわらず、彼らの熟練と流れは信じられないほどでした。
道主と道場長の演武
その後、初段から八段までの各段位の代表者1名に道主と本部道場長から賞状が手渡されました。
道主と道場長が有末貴男、ハーベイ・ケーニグスバーグ、マイケル・エイブラムスに八段を授与
本部道場員には鏡開きの後、道主から非公開で証書が授与されるのが慣例となっている。そこでギョーム先生は、金曜日の夜の授業の後に道主に会って、証明書を受け取りました。
道主から個人的に六段の認定証を受け取るギョーム先生
続いてパーティーが開かれ、参加者は本部道場の先生方が朝仕込んだ鏡餅を食べたり、日本酒を飲みながら友人と交流したり、世界中の昇段者の名前を調べたり名前を見つけて楽しみました。 リスト内の友達の名前。
当本部道場志度院植松翔選手の六段昇段、誠におめでとうございます。 本部道場の長年の友人である DJ ローティ、エンニオ・パレアーリ、ルドヴィック・カウデランも六段に昇段しました。 また、フランス出身の友人、ファブリス・クロワーズとエレーヌ・ドゥエが六段を獲得したことも注目に値します。 また、鈴木リア先生とクリストファー・マリガン先生の七段昇段をお祝いしたいと思います。 推薦昇段者一覧の完全なリストはこちらでご覧いただけます。
式典の後、私たちは本部道場のすぐ近くにある新しく建てられたレストランで、国際合気道連盟の事務総長ドリン・マルキス氏による素晴らしいルーマニア料理のディナーをご馳走になりました。
イベント後にギヨーム先生と話をしたとき、彼は自分自身だけでなく、何よりも横浜合気道場とそのメンバーにとってとても幸せであると述べました。なぜなら、皆さんの献身と熱意に伴うこの昇進は、私たちの道場を強化するのに大いに役立つと考えたからです。 私たちの身近な地域だけでなく、神奈川県全体としても。
私たちの道場が新たに評価されたことで、2024 年にさらにエネルギーとモチベーションを高めて皆さんとマットの上でお会いできることを楽しみにしています。 また、当道場へのご支援とご支援を賜りました大澤勇人師範に感謝申し上げます。