横浜合気道場生が東京で開催の合気道セミナーに初参加

横浜合気道場生が東京で開催の合気道セミナーに初参加

合気道の世界に試合や大会はありませんが、合気道家には、自分自身に挑戦し、他の稽古生と出会い、合気道に対する様々なアプローチを経験する機会がたくさんあります。このような新しい挑戦と発見は、通常セミナーという形で行われます。合気道のセミナーは、1人または数人の先生の指導のもとで行われる技術習得のためのクラスのことを指します。セミナーは半日のものからから、現地に宿泊して1週間かけて行われるものまであります。

この2年間は、昨今の情勢により世界中の合気道家がそのような機会を失っていましたが、先の非常事態宣言解除により、首都圏の合気道クラブのほとんどが、ある程度の活動を再開しています。そこで、今年度も残すところあとわずかとなった今、私たちは生徒が一度でも合気道セミナーを体験できる機会を提供できればと考えました。

Zenten Aikido’s Andrew and his assistants pair up students so that they get to practice with the largest range of people possible, especially with those of other dojos.

禅転合気道のアンドリューさんとアシスタント指導員は、できるだけ多くの人たちが他の道場の人たちと一緒に稽古ができるように、生徒たちのペアを作っています。

今回のセミナーは、東京にある複数のインターナショナルスクールにて高い指導力で評判の禅転合気道主催のイベントです。禅転合気道と横浜合気道場の関係は深く、両道場の指導員はいずれも東京にある合気道本部道場で黒帯として認定され、定期的に合同で稽古を行っています。

小学生の合気道クラブと土曜クラスの生徒たちがイベントへの参加を快諾し、先週の日曜日にみなとスポーツセンターに集合し、両道場の先生の指導による2時間のクラスを行いました。2時間という時間は、普段の1時間稽古に比べると長く挑戦的なものでしたが、最後まで集中力を切らすことなく、非常に高いレベルで稽古に励むことができました。

Attention to details is an important aspect of courses.

練習会では細部にまで気を配ることが大切。

禅転合気道のアンドリュー・ライチ先生は、非常にダイナミックで徹底したウォームアップで稽古を始め、合気道が誇る膨大なカリキュラムの中からより技術的な側面へと踏み込んでいきました。さらに、横浜合気道場のギヨーム・エラール先生が先に学んだ原理原則に基づいた技を披露。最後は、生徒たちが指導員たちを次々とマットへ投げる大きな音と共に稽古は終わりを迎えました。

The thorough warm-ups include calisthenics in order to reinforce inner muscles for a safe practice.

ウォーミングアップでは、インナーマッスルを鍛えるための柔軟体操を行い、安全に練習ができるよう配慮しています。

クラス終了後は、アンドリュー先生のご厚意で子供たち全員にアイスクリームをご馳走していただき、みんなでアイスクリームを食べながら交流することができました。

このセミナーは生徒たちにとって素晴らしいはじめての機会となりました。来年も禅転合気道や神奈川県合気道連盟の友人たちと協力し、同じようなセミナーを開催できることを楽しみにしています。

稽古時間

横浜合気道場の授業は日本語英語フランス語で行われますので、英語が全く分からない方も大歓迎です。
水曜日
- 若者と大人
金曜日
~16:30 - サンモールの生徒
17:00~18:00 - 子供
18:30~ - 若者と大人
土曜日
~11:00 - 子供
11:10~ - 若者と大人

横浜合気道場

横浜合気道場は、公益財団法人合気会の公認道場です。

231-8654神奈川県横浜市中区山手町83

お問い合わせ内容の詳細を[email protected]にご記載ください。

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