毎年恒例の全日本合気道演武大会は、日本全国だけでなく海外からも数千人の合気道家が集まり、丸一日かけて演武が行われる1年で最も大きな合気道のイベントです。
私たちの道場は、創立以来、神奈川県合気道連盟からこのイベントに参加するよう招待され参加してきましたが、条件が揃わず大人クラスのメンバーは派遣することができませんでした。代わりに、横浜合気道場からは毎回道場長のギヨーム先生とインストラクターのミハイ先生が代表として演武大会に参加していました。
今年の神奈川県合気道連盟の演武への参加の申し出があったとき、今年は私たちは幅広いレベルの充分な経験を持つ大人クラスのメンバー達を派遣できることに喜んで応じました。
演武の相手が決まった瞬間から、日頃の稽古をありのままに表現するという稽古の最も本質的な部分を念頭に置き、特に構え、距離、残心など合気道の重要な概念を意識しながら、全員が真剣に演武の稽古に取り組みました。
植芝守央道主の演武
横浜合気道場はエラールギヨーム先生(六段)の指導のもと10名の会員で構成されており、この日は合気道金沢クラブの杉本洋介先生(五段)率いる会員12名と合気道加藤道場の加藤隆弘先生(四段)率いる会員6名と畳を共有しました。
異なる道場の合気道の友たちと再び畳を共有できたこと、また、このような素晴らしい大会で稽古生達が自分自身に挑戦することができたことは非常に良い経験となりました。 全員がとても素晴らしい演武をし、その後は残り全ての演武を一緒に楽しみながら過ごしました。 演武大会が無事に全て終了すると皆で新宿に向かい、このチームで得た素晴らしい体験を語らい合い、演武大会の余韻に浸りながら大切な仲間達と一緒に打ち上げの時間を楽しみました。
私たちは、道場の他のメンバー達にもこのような機会を提供できることを願っています。そして来年の演武大会も今から楽しみにしています。